天然素材のオリジナルの香りを、素材の特徴に合わせ水蒸気蒸留法，圧搾法，溶媒抽出法等を用いて抽出します.

これにより、人工的に作られた香りにはない、素材を手に取るように感じられる、豊かに香る本物の「香り」をお届け致します.

なお、当社では香り抽出最適な手法にこだわり抽出方法を選択するため、基本的には素材そのものの色は香り抽出物に含まれません (*1). 色と香りの両方をお客様の製品に取り入れたいとご希望の場合は、そのご相談にも応じますので、お気軽にお問い合わせください.

(*1) 天然色素の種類によって香り抽出物に色素や他の成分が混じる場合がございます．

お客様のご希望の素材より、繊細な天然の色素を抽出します.　

抽出方法は、主に非加熱方式でのエタノール抽出法を使用しますが、素材によって最適な抽出法を選択致します.

素材は農産物に限らず、水産物、樹木などからも可能ですので、ご興味のある天然素材がありましたら、お気軽にご相談ください.

尚、素材によっては、色素抽出の際に多少香りが残ることがあります.　素材ならではの豊かな香りを製品に取り入れたい場合には、香りにフォーカスした製品も開発しておりますので、併せてお問い合わせください.

現在、主に開発中の植物由来の天然色素には，主に以下の４つのグループに分けられます.

クロロフィル（緑）,カロチノイド（黄色）,フラボン（黄色），アントシアニン（黄色，オレンジ，赤，青，紫)．

各グループは、水や油への溶解度、抗酸化性、色素の安定性などの性質に違いがあります.

当社では、これらの特徴を加味し、お客様の製品化プロセスに応じて、どのような手順、材料を使うことで天然色素を製品に取り込むのが良いか等についてもご相談に応じます.

当社は地域で素材調達が可能なイチゴや柑橘，茶などの農産物，竹や杉などの林産物から抽出した香りを現在開発しております．

香り成分はその素材により香りの強さ，持続性などが異なり，香りがあまり強くないものも含まれます．

天然素材には、色や香りだけでなく、抗酸化性、色素の安定性など様々な機能を持っており、当社では、これらの天然有効成分をお客様の製品に取り入れるお手伝いをさせていただきます.